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 一般・予防診療

予防接種 予防接種
  • 狂犬病予防注射

    随時接種、登録を受け付けています。狂犬病は日本では珍しい病気になりましたが、海外では非常に多く発生しており、年間数万人の死者がでる恐ろしい伝染病です。
    日本では狂犬病予防法により生後3ヶ月以上の犬への接種が義務付けられています。


  • 混合ワクチン
    (犬、猫、フェレット)

    パルボウイルスやヘルペスウイルスなどによる伝染病を予防できます。
    初年度には2回~3回の接種、次年度以降は毎年1回の接種を行います。


  • フィラリア症

    フィラリア症とは蚊の吸血により感染する寄生虫病です。予防期間は4月~12月前後であり、毎月1回予防薬を飲むことで予防します。
    毎年4月の予防開始時に血液検査により感染の有無を調べる必要があります。

避妊・去勢手術 避妊・去勢手術

犬・猫の去勢手術・避妊手術は予約制です。
手術をご希望の際は事前にご相談ください。

健康診断 健康診断

ワンちゃん・ネコちゃんは、1年間に人間に換算すると4-5歳分、年をとります。6歳以上は人間の中高年期にあたり、さまざまな病気が起こるようになります。また、近年、獣医療の発達により、早期発見・治療をおこなえば、治せる病気も増えてきています。
今まで元気だったどうぶつ達も、気付いてみれば、結構な年齢になっています。
これからも一緒に元気に過ごしていくために、年に1-2回のワンにゃんドック(健康診断)をおすすめいたします。
ご希望の方はお電話等でお問い合わせください。

 眼科診療

眼科疾患は比較的多く目にする病気ですが、その診断治療には特殊な検査機器や専門的な知識が必要です。
当院では細隙灯顕微鏡(スリットランプ)、眼底検査装置、眼圧測定器、網膜電図等の検査機器を用いて検査を行なっています。
手術用顕微鏡やレーザー等を備え眼科手術に対応しています。

 腫瘍診療

腫瘍診療には「迅速な診断」と「外科治療・抗がん剤療法・放射線治療などの複合的な治療」が必要になります。「しこりができた」など、腫瘍を疑う所見がある場合にはできるだけ早期に受診することを強くお勧めします。

Q.

腫瘍ってなんなの?

A.

もともと体内にある細胞が突然変異を起こし異常増殖し、その場でしこりを作るだけではなく、リンパ節や肺、肝臓などに転移する恐ろしい病気です。動物の平均寿命の延長にあわせて増加傾向にあり、10歳以上の犬の死因の45%を占めると報告されています。

Q.

悪性腫瘍と良性腫瘍の違いは?

A.

悪性腫瘍は増大速度が速く、またリンパ節や肺、肝臓などに転移することがあります。そのため、手術等早期の治療が必要になります。 良性腫瘍は一般的に増大速度が遅く、また、転移することはありません。場合によって(自潰・出血がある場合など)は手術をお勧めします。

Q.

診断手順は?

A.

悪性腫瘍が疑われる場合には以下の手順に従い診断します。

  • 選択1
  • なんという種類の腫瘍か?

    乳腺癌やリンパ腫、悪性メラノーマ、肥満細胞腫etc・・・。わんちゃん、ねこちゃんをはじめ動物たちにも人間同様さまざまな腫瘍があります。細胞診検査や組織検査などにより腫瘍の種類を知ることができます。

  • 選択2
  • どこまで進行しているのか?

    悪性腫瘍はその場で大きくなるだけでなく、リンパ節や肺、肝臓などに転移します。触診やレントゲン、超音波(エコー)などにより腫瘍がどこまで進行しているのかを調べます。

  • 選択3
  • 全身状態の確認

    腫瘍の治療には手術や抗がん剤など、体に負担のかかるものがあります。ですから、治療に耐える体力はあるのか?ほかに余病はないのか?などを血液検査や一般身体検査などを通して確認する必要があります。

Q.

治療方法にはどんなものがあるの?

A.

以下の各治療を組み合わせて治療を行います。
  • 選択1
  • 外科治療

    最も効果が高い治療法ですが、手術できる範囲には制限があり、欠点として手術浸襲(痛み、欠損等)、麻酔が必要であることなどがあげられます。

  • 選択2
  • 抗がん剤治療

    リンパ腫や白血病などの血液系の腫瘍、手術後の補助的な治療として、抗がん剤治療が行われます。抗がん剤というと副作用がつらいというイメージが強くつきまといますが、当院の実績では入院するほど重篤な副作用の発現は1%以下です。

  • 選択3
  • 放射線治療

    脳腫瘍や鼻腔内腫瘍などでは放射線治療が第一選択治療となります。放射線治療装置を持つ大学等の専門機関と連携し、適応症例には放射線治療を提案しています。

  • 選択4
  • 免疫療法

    近年、獣医療でも活性化リンパ球療法やDCワクチン(がんワクチン)といった免疫療法が検討され始めました。しかし、残念ながらその効果や安全性はまだ確かなものではなく、既存の治療法を差し置いてお勧めできる状態ではありません。免疫療法を希望される方はご相談ください。

  • 選択5
  • その他

    最後に 少しでも質の高い腫瘍診療を行うためには我々獣医師の努力はもちろんですが、なにより飼い主様の協力が必要不可欠です。愛する動物たちのために一緒にがんばりましょう。

 循環器診療(不定期:要予約)

獣医師(担当:巡 夏子獣医師)
月に一度、循環器(心臓)の専門診療日を設けております。
お電話かトップページのお電話かトップページの新着情報より日程をご確認ください。
※予約制になっておりますので、お電話もしくは受付で予約をお取りください。

 呼吸器診療

わんちゃん ねこちゃん苦しそうにしていませんか?
ゼーゼーいう、咳が出る、いびきが大きい、睡眠時無呼吸がある、呼吸する度に変な音が聞こえる、以前のように運動できない・・・呼吸に関する症状が出てくると、動物達はとても苦しい思いをしてしまいます。それを楽にしてあげることが治療の目的です。

問診時には、お家での症状や経歴を詳しく教えてください。日常で生じる症状の動画は診断の助けとなることがありますので、可能であればお見せください。問診後、丁寧に観察と身体検査を行い、病気を絞り込んでいきます。さらに、血液検査、動脈血ガス分析、レントゲン検査、透視検査、超音波検査、CT検査など、必要な検査をご家族と相談しながら実施します。
それぞれの動物、ご家族と向き合い、決してその場しのぎにならない治療を目指します。